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サーラ・ダ・プランツォ カネマツ : ヘラガニ

隔週土曜日恒例、読売新聞(北海道版)・夕刊の連載。
今回は「サーラ・ダ・プランツォ カネマツ」をご紹介。そして、テーマ食材は「へラガニ」。

カネマツは、余市町にあるレストラン「Jijiya-Babaya」の姉妹店。平日は札幌、土日と祝日は余市で、それぞれ訪れる客をもてなすオーナー夫妻。ということは、お休みナシですか!?

カネマツ1


店名はイタリア語で「食堂」+オーナーの辻さんの実家の屋号、なのだそう。

毎朝、余市や小樽で仕入れた鮮魚を、パスタ、刺身、焼きもの、カルパッチョなど、ジャンルを問わない魚介料理を楽しめるお店。ウッディでシンプルな店内は、ひとり客、魚好き女子で賑わっている。

話の続きはこの後で。

カネマツ2さて、この日の主役はヘラガニ。
正式和名はヒラツメガニだが、余市ではヘラガニの愛称で親しまれている。ワタリガニの一種で、真っ赤なボディに、アルファベットの「H」が浮かぶ(というか、彫り込まれている感じ)。

ま、ワタリガニ系なので、北海道を代表するカニ御三家に比べると、身はかなり少なめ。そもそも、大きさが全然違うので、比べるのもかわいそうなのだけど。それでも、今の時季は身入りが良いそうで、脚の付け根には食べ応えのある身がガシッとあった。

あとは、殻や甲羅が柔らかいので、ワイルドにかぶりつき、チュウチュウとしゃぶりつくのが堪能するコツ。塩分を控えめにゆでているので、上品な甘さとしっとりした身の質感を楽しめる。

「カニを食べている間は、どのテーブルも静かなんですよ」と、辻さん。うんうん、わかります!

お値段は一尾380円~。大きなサイズでもワンコイン程度。甲殻類好きな庶民の味方。


カネマツでも、余市のレストランでも出している一番人気のメニューがこちら。ヘラガニを丸々一尾使った、トマトクリームパスタ。

カネマツ3

今の時期、余市では甘エビのカゴ漁の真っ只中。そのカゴの中に混じるのが、地元でいう白ツブ。磯ツブと同サイズだけど、殻が柔らかいのが特徴。ちょっと力を入れると、ゆで卵の殻のようにパリパリと崩れるほど。こちらも甘みがしっかりあって、いいお酒のアテになる。ちなみに、甘エビはお刺身やパスタで提供することが多いという。

カネマツ4

こんな風に、地元でしか出回らない魚介類を楽しみめるのが、カネマツの魅力。そして、焼き魚は窯で焼くので、ほかとはちょっと違うと評判だ。「今日は魚介類かな」という気分の時に覗いてみるのもいい。

カネマツのある狸小路10丁目界隈は、「金富士」「河童鮨」などの老舗から、「クネル」「mayu繭」などの評判店が入り混じり、独特の風情が漂う。昔風にいえば、お隣に醤油を借りに行く…みたいなノリ&親しさで、お店同士の行き来があるのだそう。そんなご近所づきあいが、どこか懐かしさを感じさせる街の味になっているのかもしれない。

サーラ・ダ・プランツォ カネマツ
札幌市中央区南2西10 二条パークビル1F
011-232-3313
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