スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

うどん屋三角山五衛門:岩のり

1日過ぎてしまったけれど、隔週木曜日は読売新聞の連載日。
今回は、「うどん屋三角山五衛門」の香り高い天然の「岩のりうどん」をご案内。

詳しくは、記事を読んでいただくとして、
ここでは、紙面に反映できなかった裏話をちょこちょことご紹介。

▼「五衛門」の記事は、3/12に掲載
喜食満面~旬感覚 これが天然の分厚い岩のりをのせた、五衛門さん自慢のうどん。
本当は梅干しも、のりの下に隠れていて、
麺もつゆも見えない状態なのだけど、
真っ黒だと絵にならないので、記事用にアレンジしていただいた。

goemonのコピー

岩のりは、個人的に思い入れの深い食材のひとつ。

波が打ち付ける岩場に、厳冬の時期に岩のりは新芽をつける。
着だるまになっても肌を刺す、やりきれないほどの寒さの中、
それを手摘みするため、滑る岩場を何時間も歩く。
水温や気温が上がると、のりの色が赤く、食感もかたくなるから、
厳寒の時期が勝負。

冬の貴重な副収入として、のり摘みはかつて女性の仕事だった。
松前町で出会った70代のお母さんは、
「絣(かすり)を一反買えると思えば、辛い作業も楽しく思えた」と
思い出話を聞かせてくれた。

温暖化により、なくなってしまう可能性が非常に高い岩のり。
消滅はしないかもしれないが、確実に質は低下する。
黒々艶があり、香りが高いのりがいつまでも採れる環境であってほしいなと、切に思う。

さてさて、岩のりうどん。
5種類のだしを合わせた薄味のつゆにのりを浸すと、
海の香りがふわ~っと広がり、魚節とのり、ダブルの旨味がたまらない。
日本人で良かったと、思う味。

こののりで、のり弁当をつくると、シャキシャキで磯香が力強い。
箸が止まらない。


五衛門を取材したのは、3月3日。

ご主人が女性スタッフのために、
何日も前からでんぶ、かんぴょう、マス子のイクラなど、
1つ1つの具材を仕込み、つくった愛情いっぱいのちらし寿司を、
私も女子ということで、ご相伴にあずかる。役得♪

chirashiのコピー

いやぁ、とてもおいしかった。
ユリ根なんて、梅の汁で色づけして、仕事が細やか。
すでに岩のりうどんを食べた後だったけれど、残さずペロリ。
我ながら食べ過ぎ…。

それにしても、日頃の感謝の気持ちを込めて、お節句をちらしでもてなすなんて、
とても素敵な関係。
お腹だけじゃなく、心もあたたかくなった取材でした。


うどん屋三角山五衛門
札幌市中央区宮の森4-7-2-32
TEL 011-631-6566

▼「五衛門」の記事は、3/12に掲載
喜食満面~旬感覚

関連記事
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。