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ミシュランという風

今日の「ミシュランガイド北海道2012特別版」の出版記念パーティ。
開始前から異様な熱気に包まれていたように思う。



北海道版の初見の印象は、「意外」だということ。
雑感をまとめます。

★★★

掲載施設数は、全道から飲食店・旅館・ホテルが699軒。
うち、三つ星は4軒、二つ星は13軒(うち旅館1軒)、一つ星は52軒(うち旅館2軒)。

フランス版のように、星がつかないおすすめ店も掲載。
その中でコスパが高く、特におすすめのお店を表す「ビブグルマン」マークが121軒掲載。

ビブグルマンは、ヨーロッパではお馴染みだが、首都圏版や関西版では登場していない。
北海道の場合、3500円以下で楽しめるお店が対象になっている。

そのほか、掲載全店に詳細地図にとぶQRコード(提供:ぐるなび)が、
また、巻頭には北海道の食材事典も載っている。

夏には英語版をwebで公開するのだそう。
経済効果の面ではとても良いことだけど、webの英語版が無料ということになれば、2200円を出して買った読者に対する不公平感は否めない。

そんな風に、北海道版はミシュランガイドの歴史の中でも、かなりチャレンジング。

★★

意外だと書いたことのひとつは、やはり星を付けたお店のセレクション。

星がついたお店には、心からおめでとうと言いたい。
けれども、「なぜここが?」「ここの評価が低すぎ」「なんでここはないの?」という困惑がぐるぐる。

もし、私が格付けするなら(絶対しないけれど)、違う内容になる。
もちろん、ミシュランの評価に納得のいくお店もあるけれど、味だけなら選ばれたお店以外にも上がある。…と、ぶつぶつ。

そう、それでいいのです!
私には私の、アナタにはアナタの、ミシュランにはミシュランの星の基準がある。
あくまでも「ミシュラン好み」という訳です。
ミシュランガイドは、ミシュランのコレクションを楽しむものなのだから。

ミシュランの評価が絶対ではなく、良い悪いを決めた成績表ではない。
これを忘れちゃいけない。

と、わかっていても、和食偏重の傾向、イタリアンに厳しい評価は、北海道版も同じ。
(ミシュラン側は否定しているけれど)
北海道版ではイタリアンで星獲得はゼロ。
これってどうなんでしょ。
発信力の高い本ゆえに、「もっとここを」という注文や期待が多くなっちゃうのよね。



もうひとつ意外だったのは、掲載数の多さとエリアの広さ。
斜里町や利尻島といった遠いところや、沼田町や音更町など一般の旅行ガイドには載らない町村まで広く網羅。
ミシュランの気合いが感じられる。

星ばかりが話題の中心になりがちだけど、ミシュランは元々はドライブガイド。
ミシュランの「タイヤ」と「ガイド」で、楽しいドライブを!
その成り立ちを考えると、原点に近いのが北海道版という見方ができる。

ミシュラン基準の中では、星はつかない。
けれど、ガイドに載せないのはもったいない。
ぜひ紹介したいという、合計699軒。

このガイドをどう楽しむかは、われわれ次第。
ミシュランを肴に、あーだこーだ盛り上がるのも、また一興。

風は吹かないより、吹いたほうがいい。
その風を追い風にするのか、厳しい向かい風と受け止めるか、嵐となるのか。

ミシュランガイド北海道2012特別版、4月20日より販売開始。


写真は本日の記念に配られたエコバック、そしてミシュランガイド。総数784ページ!
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