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筋が美しい箱入りトマト

つい先日は猛暑続きと書いたのに、先週半ばから太陽の勢いが急にトーンダウン。
いやいや、これが平年の札幌の夏。
となると、お盆過ぎには秋の気配もチラホラかなぁ。

こちらは「アテネファーム」のトマト。
お尻に星状の筋がばしっと入って、いかにもおいしそう。
姿がフォトジェニックなだけではなく、お味にもグッとくる。



dancyuでコンビを組ませてもらっているカメラマン・本田さんのご紹介で昨年出会い、トマトの味にも、つくり手の人柄にも惚れてしまい、今年はネット通販でリピート。
そのまま何もつけず、冷やしすぎずにカブカブいきたい。
加熱するともっと旨味がガツンと出るだろうけれど、もったいなくてまだ試していない。

それにしても、こんなに早く肌寒くなるなら、もっと早くこのトマトを紹介したら良かったと後悔。
というのも、つくり手の中田さんは、旭川よりもっと北に位置する下川町の農家さん。

気温が低いとトマトはなかなか赤くならず、収穫ができないので発送まで時間を要する。
加温して赤くする方法もあるけれど、あえてそれをしないのがアテネファーム。
そういうところが好き。

じっくり時間をかけて赤くなるトマトは、さぞ旨味が濃いであろう。
届くまで待つ時間も、味のうちである。

以前、別のトマト農家さんに取材した折、印象に残っているのがこんな話。
「ほんの少し色づけば、そこで収穫してもトマトの糖度は変わらない」

うーん。確かにそうなのでしょう。
でもね、赤くなってからもぐものは旨味が違うのですよ。
トマトのおいしさは、甘さだけじゃなく、酸味と旨味、そのバランスが大切。

中田さんのように赤く色づいてから収穫するトマトは、今の流通に乗せるのは難しい。
だから、早もぎをする生産者が多くなる。
追熟して赤くなるから、買う段には色も柔らかさもちょうど良い。
味の好みを別にすれば、食べ頃のトマトをいつでも購入できる環境は便利だ。

どちらが良いということではない。
取材をすると、どちらの生産者もより良いものを…と心を砕いている。
方法と最終目的が少し異なるだけだ。
選ぶことができる多様性、つまりは農家さんに感謝なのである。

ただ、中田さんのような少数派に肩入れしたくなる性分は、仕方がない(笑)。
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