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ポロトコタンの夜(白老町)

7月下旬~8月中旬の金曜と土曜の夜だけ、
白老町の「アイヌ民族博物館」で開催される
特別プログラム「ポロトコタンの夜」。

ライトアップされたポロトコタンの幻想的な雰囲気の中、
アイヌ民族に伝わる祈り、歌、踊り、食文化を体験できる
この夏イチ押しのイベント。

先日、このプログラムをひと足お先にモニターで体験。
その模様をレポートしますね。

ポロトコタンの夜4
札幌からこのツアーに参加するなら、オフィシャル日帰りツアーがおすすめ。
アイヌ伝統料理の夕食、博物館の見学、公演を楽しめる、バスツアーになっている。

まずは、アイヌ伝統料理がこちら。

ポロトコタンの夜1

いなきび入りのご飯、炭火で焼いた皮もおいしい鮭、
ギョウジャニンニク、ニリンソウ、アズキナのおひたし、
甘辛く煮た鹿肉、そして鮭のオハウ。
シンプルだけど、見た目以上のボリューム。

ポロトコタンの夜2

オハウとは、昔のアイヌ民族の主食。
具だくさんのスープで、三平汁のようなイメージ。
もしかしたら、三平汁はオハウをアレンジしたものなのかも?!
このオハウがとてもおいしい!

昔は、タラなどから取った肝油を加えることで、
昆布と塩で調えたスープにコクをプラス。
お砂糖が手に入らなかった時代、動物や魚の肝油は甘みがあるので、
お砂糖の代用であり、貴重なビタミン源でもあったのだとか。

自然から食料を得て、加工や保存の知恵に長けていた
アイヌ民族の食文化の話、とっても興味深い!
アイヌのハーブティ、スギナ茶もおいしい♪

ポロトコタンの夜9

夏季限定のカフェでは、白老の地ビールも販売中。
白老はお水もおいしい土地柄。
倶多楽湖の伏流水と、天然温泉水を使ったビールは、
軽やかなタイプと、コクのあるエール系の2種。
これも気に入りました。


このプログラムでは、アイヌ民族博物館を学芸員の特別解説付きで見学できるのもポイント。
アイヌ文様に代表されるデザインの美しさも、アイヌ文化の大きな魅力。
左右対称の文様を刺繍した衣類、
アイヌ玉とも呼ばれるガラス玉を連ねた首飾り・タマサイも素敵だと思いません!?

ポロトコタンの夜3

文様もタマサイも、代々母から娘に伝えられるもの。
特に文様は、受け継がれたデザインに個人のセンス、
さらには嫁ぎ先の文様を取り入れ、複雑で美しいデザインに進化。

そのほか、日常や儀式に用いられる道具類には刺繍や彫刻が施され、
そのデザインセンス、技術の高さに、素直にすごいなぁと思う。


この秋、「世界無形文化遺産」へのリスト登録でますます注目を集めるアイヌ古式舞踏。このプログラムでは、普段の定時公演では見ることのできない神聖な儀式や踊りを披露。

ポロトコタンの夜5
クリエイティブな楽器・ムックリの演奏や、悪い神を祓う男性の踊りも

ポロトコタンの夜6
アイヌ民族唯一の弦楽器トンコリの演奏と、樺太東海岸地域の記録を基に、
新たに構成した踊り

ポロトコタンの夜7
羽織を鶴の羽に見立て、親子鶴が飛ぶ愛らしい姿を表現した鶴の舞

ポロトコタンの夜8
アイヌ語で火の神に祈りを捧げる儀式は、とても神聖な気持ちになる。

自然と共生し、動植物や道具などあらゆるものに神が宿る、
あるいは神の化身と考え、大切にしてきたアイヌ民族。

文化や精神の象徴である祈りや踊りは、日々の感謝を示し、
喜びや悲しみを神々と分かち合うための表現といわれている。
そのせいか、アイヌ語の響き、舞の美しさや迫力は、心を惹きつけるんですねぇ。

ポロトコタンの夜は、いよいよ今週からスタート。
ぜひ、この夏の夕暮れは、白老・ポロトコタンへ!

ポロトコタンの夜 公式HP
http://www.porotokotan.jp/
※オフィシャル日帰りツアーの詳細も、上記へどうぞ。
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